ティルマンス展
ベルリンとロンドンを拠点に活動する
写真家、ヴォルフガング・ティルマンス
「Your Body is Yours」
の展示に行ってきました。
雑誌「i-D」や「Interview」で活躍された
写真家さんです。
日常をベースに
テーマを掘り下げている写真が多く
ありふれた街の風景の中に
社会情勢、政治的な矛盾が
垣間見れるショットもあります。
展示は、写真だけでなく
新聞や資料の切り抜きなど
時系列に羅列されて
さまざまな事柄の背景を
浮き立たせていました。
海外で可能になっていく同性婚について、
戦争や、政治的なこと
福島の原発事故処理…etc
最近、
外国から日本の情報を知ることが
多くなりました。
同時開催していた
アジアの若手アーティストの
展示を集めた
「他人の時間」展とも
リンクしていた印象がありました。
視点や立場によって真実が変わってくると
いうこと、
いつの時代も矛盾があって
どこかで不安定な事柄が起きていて
どんな場所にいてても
自分の手で物事を
選択していくことが
困難になる可能性が含まれていること
を実感しました。
知ることと、考えることを
ずっと持ち続けていきたいと
思いました。
